マグノリアの花と香りについて紹介
マグノリアは、古くからヨーロッパやアメリカなどで愛されてきた花木ですが、シベリアやマレーシアなど、世界各国に広く分散しており、いずれも香り高い花を咲かせます。
マグノリアはどんな香り?
マグノリアには、日本でもよく目にするピンク色の花の「シモクレン」や、白い花の「ハクモクレン」、花弁を大きく広げて咲く「タイサンボク」などいろいろな種類があります。
どのマグノリアもほのかにレモンに似た爽やかなシトラスノートに甘さを加えたような香りがするのが特徴です。
マグノリアのお花には強い芳香性がありますが、実は、その香りを精油として抽出するのは大変難しく、5kgのお花につき1mLの精油しか採取できないと言われています。
そのため、一般的に出回ることはきわめて稀。
マグノリアの香水でも、精油は使わず、マグノリアに近い香り(レモンにジャスミンやネロリを加えたイランイラン調の香り)を生成したものを使用していることがほとんどです。
もちろん、中には本物のマグノリア精油を使用しているブランドもあり、その代表的なのがゲランの「ランスタン・ド・ゲラン」(L'INSTANT DE GUERLAIN)。
タイサンボクの精油を使用したゲランの「ランスタン・ド・ゲラン」
〔トップノート〕ベルガモット、マンダリン・オレンジ、アップル
〔ミドルノート〕アイリス、ジャスミン、イランイラン、マグノリア
〔ラストノート〕ムスク、アンバー、ベンゾイン、バニラ、ホワイトハニー
弾けるようにフルーティーなトップから、少しずつマグノリアの花の香りがふわっと顔を出し、アイリス、ジャスミン、イランイランと絡み合って、うっとりするような幸福感を味合わせてくれます。
ラストには、ほんのりと甘いバニラやベンゾインが香りをふわっと包み込み、幸せを体現したような光り輝く印象を与えます。
ゲランフレグランスの中でも特に濃厚なフローラルを楽しめる香水なので、お近くにゲランの店舗がある方はぜひ、実際に試してみてください♡
カラリア編集部が選ぶ「マグノリア」(木蓮)の香水14選
1.ランコム「ミ・ラ・ク」
〔トップノート〕ライチ、フリージア
〔ミドルノート〕マグノリア、ペッパー、ジンジャー
〔ラストノート〕アンバー、ムスク、ジャスミン
つけたてはライチやフリージアの可憐でフレッシュな雰囲気がありますが、ミドルからは大人っぽいマグノリアの香りがメインとなり、ペッパーやジンジャーがほんのりピリリとしたアクセントとともに香り立ちます。
ラストには石けんのようなムスキーノートが全てを優しく包み込み、清潔感を感じさせる香調です。
2.エルメス「ラグーナの庭」
〔トップノート〕マグノリア
〔ミドルノート〕トベラ
〔ラストノート〕リリー
つけたてはキリリと強い香りがしますが、時間が経つにつれて、マグノリアが放つ石けんのようなクリーンなフローラルへと変化していきます。
ラストには優しいウッディーノートが顔を見せ、香りをふんわりと包み込み、心地良さを演出。
トワレらしい軽やかな芳香なので、つけていてくどさも感じさせません。
3.クリード「ラブ イン ホワイト」
〔トップノート〕オレンジ
〔ミドルノート〕アイリス、ブルガリアンローズ、マグノリア
〔ラストノート〕バニラ、アンバーグリス、サンダルウッド
フレッシュなオレンジの立ち上がりから、マグノリア、アイリス、ホワイトジャスミンの3つのお花が織りなす、華やかなフローラルフルーティへと変化していきます。
香りの移り変わりの丁寧さは、クリードの為せる技!
ラストには、バニラとアンバーグリスがこっくりとした甘さを、サンダルウッドが女性らしく香ります。
4.フレデリック・マル「オー ドゥ マグノリア」
〔トップノート〕レモン、グレープフルーツ、ベルガモット
〔ミドルノート〕マグノリア
〔ラストノート〕オークモス、パチョリ
トップノートにベルガモットやグレープフルーツ、レモンなどのシトラスを加えて、とびきり爽やかに。
時間が経つと、微かなアプリコットの間にマグノリアの花がそっと顔を見せ、ラストにはベチバー、オークモス、パチョリが加わり、センシュアルな印象を残します。
5.アクアディパルマ「マグノリア ノービレ オーデパルファム」
〔トップノート〕タンジェリン、カラブリアン、ベルガモット、ペッパー
〔ミドルノート〕ケンティフォリアローズアブソリュート、ピオニーアコード、バイオレット、リリーオブザバレー
〔ラストノート〕ムスク、バージニアンシダーウッド、アンバーグリス
ベルガモットやタンジェリンなどのシトラスノートから、柔らかなマグノリアの花を思い起こさせるエレガントなミドルへ。
ラストにはマグノリアにローズやジャスミン、チュベローズなどの豊満な香りのお花が加わり、上品かつ大胆な、とびきりフェミニンな香りへ導きます。
6.モルトンブラウン「リリー&マグノリアブロッサム オードトワレ」
〔トップノート〕マグノリア、ホワイトティ、グリーンマンダリン
〔ミドルノート〕リリーオブザバリー、ピオニー、フリージア
〔ラストノート〕サンダルウッド、ホワイトムスク、イランイラン
とびきり明るくて濃厚なマグノリアに、きらめくようなホワイトティが重なったトップノート。
少し時間を置くと、リリーオブザバリー(スズラン)をはじめとしたナチュラルフレッシュブーケが顔を見せ、ラストには心安らぐサンダルウッドをメインに、清らかなホワイトムスクが重なり合った爽やかな香りで締めくくります。
7.武蔵野ワークス「木蓮」
〔トップノート〕レモン、ユーカリ
〔ミドルノート〕ローズ、ミュゲ、イリス
〔ラストノート〕ローズ、イリス
つけたては、レモンとローズの甘みがどこかレモンティーを想像させる立ち上がり。
しだいにレッドローズとイリスがマグノリアの花のような可憐な雰囲気を演出します。
好き嫌いは分かれやすい香調ですが、木蓮の香りを絶妙に再現しているので、マグノリア本来の香りを楽しみたい方におすすめです。
8.カルミン「マグノリア パルファム」
〔トップノート〕シトラスグリーン
〔ミドルノート〕マグノリア
〔ラストノート〕サンダルムスク
自然由来の香料で、生花のようなナチュラルで強すぎないのが特徴です。
すっきりとした香りから始まり、華やかで上品な香りが広がります。
甘さ控えめのため、香水初心者にも使いやすいです。
濃度が1番高いパルファムのため、香水を付け直さなくてもしっかりと持続してくれます。
9.ロエベ「ロエベ オーラ ピンク マグノリア オードゥ パルファム」
〔香り〕マグノリアフラワー、レッドフルーツ、サンダルウッド、ムスク
キャンディのように甘く弾けるフルーティな華やかさと、温かみのあるウッディノートが魅力です。
甘いだけでなく最後に落ち着いた余韻を残すことによって、奥行きを演出してます。
フェミニンな服装の時や、デートの時にぴったりな香水です。
10.ロエベ「ロエベ オーラ ホワイト マグノリア オードゥ パルファム」
〔香り〕コットンキャンディー、ホワイトマグノリア、バニラ
9個目に紹介した「ロエベ オーラ ピンク マグノリア オードゥ パルファム」と同じコレクションで、対になるような存在として人気があります。
口コミでは、「ホワイトの方が甘さ控えめで爽やか」という意見もあり、清楚で洗練された印象です。
やさしく明るい香り立ちのため、季節を問わず活躍します。
透明感もあり上品な香りのため、日常使いができる華やかな香りを探してる人におすすめです。
11.グッチ「ゴージャス マグノリア オードパルファム」
〔トップノート〕デューベリーアコード、スイートオレンジエッセンス、ココナッツアコード
〔ミドルノート〕マグノリア エッセンス、ジャスミンサンバック アブソリュート、リリー オブ ザ バレー、イランイラン エッセンス
〔ラストノート〕パチョリ エッセンス、ムスク、ブロンドウッド
グッチの「フローラ」コレクションの1つで、発売当初から高い人気を得ています。
トップノートではデューベリーのジューシーな甘さが広がり、ミドルノートの明るい甘さのマグノリアと調和。
ラストノートでは、ムスクやウッディが奥行きを与え、全体をまとめます。
華やかだけどジューシーさも欲しい人、パワフルな香りが好きな人にぴったりの香水です。
12.イッセイ ミヤケ「ロードゥ イッセイ オー&マグノリア オードトワレ インテンス」
〔トップノート〕ベルガモット、ネロリ、アクオゾーン
〔ミドルノート〕マグノリア、ローズ
〔ラストノート〕サンダルウッド、ムスク
付けた瞬間はベルガモットのみずみずしい透明感から始まります。
徐々にマグノリアとローズのピュアで華やかな香りが合わさり、上品な印象です。
最後は包み込むような優しさが残り、シンプルなセンシュアリティを表現します。
明るく軽やかな香りのため、春夏にぴったり。
清潔感のある印象にしたい人には、ぜひ試してもらいたい1本です。
13.クロエ「アトリエ デ フルール マグノリア アルバ オードパルファム」
〔香り〕マグノリア
花をメインにした「アトリエ デ フルール」シリーズの1つで、マグノリアの花の魅力を最大限に引き出しています。
つけた瞬間に広がるのは、クリーミーでほのかに柑橘を帯びたマグノリアの香りです。
徐々にグリーンぽい爽やかさが顔を出し、甘さを抑えた清潔感が漂います。
シンプルな香りのため、他の香水に重ねてつけるのもおすすめです。
14.サンタ・マリア・ノヴェッラ「マグノリア オードパルファム」
〔トップノート〕ホワイトローズアコード, ゼラニウム
〔ミドルノート〕マグノリア グランディフローラ, マグノリア チャンパカ, ジャスミンサンバック
〔ラストノート〕アンバー, ムスク
マグノリアを2種類使っているため、豊かで重厚感あるフローラルを作ります。
しかしゼラニウムのハーバル感とムスクの温かみのある香りで、濃厚すぎるだけでなく洗練された印象も。
口コミでも「豪華な花束のよう」「まさに上品なフローラル」など、高貴な華やかさを感じている人が多いです。
気品のある、大人っぽいフローラルの香りが好きな人にぴったりの香水でしょう。
古くから世界中の人々に愛されてきた「マグノリア」。春先には香水をつけて散歩してみては?
日本にも飛鳥時代には木蘭(モクレン)染めと呼ばれる僧侶の着衣があったと言われています。
昔からマグノリアの花は人々の生活に深く根付いていたのかもしれませんね!
世界各国で愛されているマグノリア。
春になったらぜひ、マグノリアの香水をつけて散歩してみてはいかがでしょうか?
きっと軒先に咲くマグノリアの花に出会えるはずですよ♡
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