「白檀」(サンダルウッド)とは?
主にインドやスリランカなどの南アジアをはじめ、マレーシアやインドネシアなどの東南アジア、オーストラリアに自生しています。
白檀の木は人工的に栽培するのが難しいと言われており、白檀の穏やかな香りが生まれるまでにはなんと50年以上もかかるそう!
最近ではインド産のサンダルウッドの供給量が少なくなってしまったため、インド産によく似た香りのオーストラリア種が流通するようになりました。
白檀の発祥はインドネシアですが、最上級の香りを楽しめるのが、インドのマイソールで産出される「老山白檀」と呼ばれる品種。
マイソールの白檀は普段流通しているものと比べると格別にクリーミーで濃い香りをしているそうです。
白檀(サンダルウッド)は魅力的な香り
白檀はどんな香り?
「仏壇のお線香の香り」といえばピンとくる方が多いのではないでしょうか?
また、外気に晒しておくと香りが薄まってしまうという特徴もあるため、保存には注意が必要です。
白檀の香りが与える印象は?
・落ち着いて上品な印象
・懐かしい香りで親しみやすさを演出
・ほんのりとした甘さでセンシュアルな印象に
ウッディ系の香りの中でもまろやかな甘さがあるのは、サンダルウッドならではの特徴です。
落ち着きや知的なイメージの他にも、センシュアルなイメージを残せますよ。
白檀以外のおすすめのウッディな香り
神社や風呂などの木材としてよく使われていますよ。
消臭剤などにも使われていて、ドライな香りです。
「濡れた土のような香り」とも言われ、エキゾチックでアーシーな印象です。
墨汁のような香りで、ウッディな甘さとスパイシーさを感じます。
白檀の香りを存分に楽しめる!おすすめ香水13選
香水に用いられるときには「白檀」より「サンダルウッド」と記載されていることが多く、ウッディー系のフレグランスをはじめ、香りを長く持続させるための保留剤として調香されることもあります。
ラストノートにサンダルウッドを感じることがあるのは、白檀のもつ香りの習性の為せる技。
今回は、白檀をメインに使用したものから、アクセントとして使用したものまで幅広くセレクトしてみました。
1.ディプティック「タムダオ」
〔トップノート〕ローズウッド、イタリアンサイプレス、ギンバイカ
〔ミドルノート〕ゴアサンダルウッド
〔ラストノート〕ホワイトムスク
同じくディプティックの「ドソン」もベトナムからインスピレーションを受けた香りです。
「ドソン」は海辺のリゾート地をイメージしていたのに対し、「タムダオ」は木々が覆い茂るジャングルが舞台。
神聖な木として古代より儀式に使われてきたサンダルウッドをメインに、ギンバイカやローズなどのフローラルがジャングルに自生する花のようにアクセントとして加えているのがポイントです。
ウッディー系の香水は重く、強い香りが多い印象でマスキュリン(男性的)な雰囲気なものが多いイメージですが、「タムダオ」はフローラルが入ることでマスキュリンに偏りすぎず、ふわっと軽やかで優しい印象を与えます。
ラストにはディプティックの得意とするホワイトムスクがウッディーフローラルをそっと包み込み、清らかな香りを肌へ残します。
サンダルウッドの香りもしっかり感じられますが、サンダルウッドだけでは重くなりすぎてしまうという方や、フローラルの香りも楽しみたい女性にも気軽におすすめしたい、男女問わず楽しめる香水です。
2.ル ラボ「サンタル33」
〔トップノート〕バイオレットリーフ、カルダモン
〔ミドルノート〕アイリス、パピルス、アンブロクス
〔ラストノート〕シダーウッド、レザー、サンダルウッド
1人のカウボーイが広大な空の下、馬に寄りかかり優雅にタバコをふかしている光景をイメージしており、タバコの銘柄“マールボロ”の古いポスターの光景にある、古き良きアメリカのファンタジーからインスパイアされた魅惑的な香りをコンセプトとして制作されました。
つけたてからサンダルウッドの温かみのある木の香りに、カルダモンをはじめとしたスパイシーな香りが重なり合い、ひと筋縄ではいかない大人の雰囲気へ。
深く香りを吸い込むと、ほんのりグリーンノートも感じられ、色気の中にも爽やかさを演出します。
ラストには渋みのあるレザーが顔を覗かせ、スパイシーなサンダルウッドと絡み合い、キリリとかっこいい香りを肌へ残します。
3.ロエベ「ロエベ 001 マン」
〔トップノート〕オレンジブロッサム、シチリアンレモン、ライム
〔ミドルノート〕レッドペッパー、ラベンダー、シナモン
〔ラストノート〕ホワイトムスク、サンダルウッド、トンカビーン
レディース向けの香水「ロエベ 001 ウーマン」と対になる香水です。
ウーマンはバニラとウッディーノートがカシミアのような柔らかく甘いコットンノートだったのに対し、マンはラベンダーの優雅さとムスクの強さを特徴とする、ウッディーでスパイシーな香りへと仕上げられています。
つけたてはウーマンと同じくさっぱりとしたシトラス。
ミドルからはウーマンと違い、ほんのりピリリと刺激的なレッドペッパーとほんのり甘いシナモンがアクセントとなったラベンダーがマスキュリンな雰囲気を感じさせます。
ラストにはこの香水の真髄とも言えるサンダルウッドがメインとなり、ウーマンでも感じたほのかに甘いコットンノートと重なり合った、個性を感じさせる香りへと導きます。
マンはもちろん単品でもOKですが、ウーマンと重ねることでまるで「ひとつの香りだったのでは?」と錯覚してしまうほどまとまった香りになりますよ。レイヤードもぜひお試しください。
4.バイレード「ジプシーウォーター」
〔トップノート〕ベルガモット、ジュニパーベリー、レモン、ペッパー
〔ミドルノート〕インセンス、オリス、パイン ニードル
〔ラストノート〕アンバー、サンダルウッド、バニラ
つけたてはお香を連想させるインセンスにペッパーがほんのりアクセントとして加わった、やや個性的な香りから始まります。少し時間を置くと、サンダルウッドにアンバーやバニラがほのかに甘さを与えたリラックス感のある香りへと変化していきます。
バイレードの中でもオリエンタルな香調なので、人を選ぶかと思いきや、意外にも好き嫌いはあまり分かれない香りです。オリエンタルなサンダルウッドフレグランスに挑戦していたいという方にもおすすめ。
5.クリーン「リザーブ セルサンタル」
〔トップノート〕マンダリンリーフ、ベルガモット、トニック
〔ミドルノート〕ソルト、フィグ、生クリーム
〔ラストノート〕サンダルウッド、アンバー、ムスク
大胆かつ強い心、そしてゆるぎない美の追求をコンセプトとして制作されたこの香水は、南フランスの海に漂う空気のように木の温かみにあふれた、贅沢で爽やかな香りです。
ソルトとベルガモットが混ざり合うことで、海水をイメージしました。
爽やかで青みを感じさせるフィグ(イチジク)の木の香りが上品に立ちのぼり、やがて、地中海の太陽の熱にさらされた家具の独特な香りで、サンダルウッドが完璧なラストノートを生み出します。
太陽の光がさんさんと降り注ぐ暑い夏につけたくなるような、大人のサンダルウッドフレグランスです。
6.トム・フォード「サンタル ブラッシュ」
〔トップノート〕スパイス、キャラウェイ、フェヌグリーク
〔ミドルノート〕ジャスミン、ローズ
〔ラストノート〕サンダルウッド、ベンゾイン、ムスク
ミドルから入り込むジャスミンやローズといった芳しいフローラル、そしてサンダルウッド精油(インド・マイソール)と、さまざまな顔を見せるスパイスのコンビネーション!
つけたてからインドのようなオリエンタルを感じさせる香ばしいスパイスがふわっと鼻へ届き、次第に宮殿に咲き誇ったような豊満なジャスミンやローズなどのフローラルへ。
ラストには真の強さを感じさせるサンダルウッドが瞑想のように洗練された姿で顔を見せます。
やがてその香りはほんのり甘いベンゾインやムスクと絡まり合い、神秘的で繊細なフレーバーへと形を自由自在に変化していきます。
7.ゲラン「サムサラ」
〔トップノート〕ジャスミン、イランイラン
〔ミドルノート〕ホワイトムスク
〔ラストノート〕アイリス、トンカビーン、バニラ、サンダルウッド
つけたてからお香のようなサンダルウッドに、豊満な香りのジャスミンとイランイランがセンシュアルに響き合い、ミドルにはパウダリーなホワイトムスクとアイリスが加わり、香りに深みを与えていきます。
ラストにはトンカビーンがさらに甘さを与え、妖艶な魅力を肌へと残します。
トワレですが、ワンプッシュでもしっかり香りが残るので、日本の空気では足首や膝の裏などの下半身にシュッとつけると程よく香りますよ。
8.武蔵野ワークス「白檀2019」
〔トップノート〕レモン、墨、白檀
〔ミドルノート〕白檀、檜、パチョリ、ベチバー、ジャスミン
〔ラストノート〕白檀
白檀をベースに、レモンと墨がアクセントを加えた日本らしい落ち着きのある香調で、疲れた心もそっと癒してくれるような雰囲気を感じさせます。
つけたては、ほのかにレモンと墨の香りがふわっと鼻へ届き、ミドルからは白檀をメインに、ジャスミンのお花の香りがふんわりとアクセントを加えます。
どんなときでもリラックスシーンを演出してくれるようなユニセックスな白檀フレグランスです。
9.ジェイセント「沈香 Agarwood」
〔トップノート〕オレンジピール、シナモン
〔ミドルノート〕シダーウッド、ベチバー
〔ラストノート〕サンダルウッド、アンバー、ムスク、パチョリ
その中でも「沈香 Agarwood (アガーウッド)」は、お寺にいるかのような落ち着きと奥の深さを感じられるサンダルウッドフレグランス。
つけたてからサンダルウッドがお香のようなテイストで顔を覗かせます。深く香りを吸い込むと香るお寺の隅に生えた苔や墨のようなベチバーがそっと存在。
上品かつミステリアスな雰囲気を感じさせる香りです。
10.アナスイ「アナスイ」
〔トップノート〕ベルガモット、ラズベリー、アプリコット
〔ミドルノート〕ローズ、スズラン、ジャスミン
〔ラストノート〕シダーウッド、サンダルウッド、パウダリートンカ
フルーティーな甘い香りを最初に、そしてそのあと深いウッドの香りが包み、最後はスパイシーかつパウダリーな香りになる香水。
甘く濃厚ながらどこかミステリアスで思わず夢中になってしまうような印象を与えます。
甘いだけでなくクールさ、セクシーさを感じさせる香水を探している人におすすめ。
プチプラ香水で比較的お求めやすい価格なのが嬉しいポイントですね♪
11.グッチ「バンブー オードパルファム」
〔香り〕サンダルウッド、イランイラン、アンバーグリス、タヒチ産バニラアブソリュート、カサブランカリリー
フローラルな甘さが、可憐さと凛とした女性らしさの両方を演出します。
サンダルウッドもしっかり香るので、くどすぎない春らしい香調です。
口コミでは「お姉さんがつけてそうな香り」「高級感のあるフローラル」と言われていて、若い世代の女性にぴったり。
フローラルウッディの香りが好きな人におすすめですよ。
12.ビューナ「パルファン 白檀」
〔トップノート〕レモン、ライム
〔ミドルノート〕ラベンダー、ジャスミン
〔ラストノート〕サンダルウッド、バニラ
付け始めは、すっきりとしたシトラスの香りで徐々に温かみのあるサンダルウッドが顔を出します。
口コミでは「自然な香り」「くどくなく普段使いできそう」という意見が多く、シンプルな香りが好きな人におすすめだといえそうです。
穏やかで優しい香りのため、日常使い用の香水にぴったり。
白檀メインの香水を探している人に、ぜひ試してもらいたい1本です。
13.メゾン マルジェラ「レプリカ アフタヌーン・ディライト オードトワレ」
〔トップノート〕ビターアーモンド、アンジェリカルート
〔ミドルノート〕マドレーヌアコード、キャロットハート、アンブレット
〔ラストノート〕サンダルウッド、マダガスカル産バニラポッド、ムスク
トップからミドルまでは、マドレーヌのような甘い香ばしさが包みます。
最後に感じるのは、サンダルウッドやバニラ、ムスクの温かみのある甘い余韻です。
全体としてアーモンドとバニラのスイートさに白檀のクリーミーウッドが寄り添う、上品で神秘的な印象を与えます。
口コミでは「マドレーヌとサンダルウッドの調和」「甘いのに落ち着いた雰囲気も」という意見もあり、グルマン系でも穏やかな香りが好きな人にぴったりです。
サンダルウッドのまろやかな甘さを感じたい人におすすめですよ。
白檀の香水でオリエンタルな雰囲気を楽しもう
白檀の香りは香水になってもいろいろな顔を見せ、楽しませてくれます。
ウッディー系フレグランスと一括りにしてしまうのはもったいないです!白檀ならではのゆったりとした香りを、香水を通じて感じてみませんか?
香水好きのあなたには「カラリア 香りの定期便」がおすすめ
1ヶ月分の香水が毎月届くので、気になっていたブランド香水を気軽にお使いできるだけでなく、気分や季節に合わせて香りを選ぶことができます。
・3ml(約1ヶ月分)の香水が届く
・持ち運びに便利な専用アトマイザーケース付き
・香水のラインナップは約1,000種類以上!
3mLは約45プッシュほどなので1ヶ月で使い切りやすい量です。おしゃれな専用アトマイザーも貰えるので外出先での付け直しにもおすすめです。
月々2,390円〜で人気ブランドの香水が使い放題!自分にぴったりの香水を探す「香水診断」もできるので、まずはお気軽にお試しください!

